元日に輝く 23区内から見えたダイヤモンド富士

2023年1月1日 18時26分

元日の夕、東京都内の荒川の土手から見えたダイヤモンド富士=板橋区で 16時25分撮影


 埼玉県との境界に近い東京都板橋区三園の荒川の土手。ここは23区内では数少ない、富士山頂と沈む夕日が重なる「ダイヤモンド富士」を、元日に拝むことができる場所だ。今年も赤く染まる西の空に、神秘の風景が描かれた。
 土手に立つと周囲に視界をさえぎる高い建物が少なく、奥多摩や秩父の山々から東京スカイツリーまでぐるりと見渡せる。富士山も手前に丹沢山地の稜線(りょうせん)がかからず、裾野近くまで見える。20年以上、土手から富士山を撮り続けている松本繁利さん(78)は「都心近くではここから眺める富士山がいちばんきれい」と言い切る。
 元日の夕、土手には都県境をまたいで20人ほどのカメラマンが並び、太陽が山頂に接してから沈むまでの約3分間、シャッターを押し続けた。ダイヤモンド富士を初めて体験したという区内の会社員の女性(28)は「都内でこれほど元日にふさわしい光景に出会えるなんて。今年はすてきな1年になりそう」と喜んだ。(写真と文?戸上航一)

16時23分撮影


16時24分撮影


16時26分撮影

関連キーワード

?
おすすめ情報